2022年もっとも読まれたアイドル批評

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「今後の予定」

朝、目覚めたときに感じる空気が、急に冷たくなった。この時期は布団から這い出ることに勇気が必要になる。
眠りからさめた直後は、今日すべきこと、をなるべく考えないように心がけている。起きたくない、という絶望感のなかで一日の予定を考えると、すべてがネガティブに映るからだ。やりたいことはたくさんある。でもいざ手を出そうとおもうと億劫になる。時間が足りないわけではない。時間ならば、じゅうぶんにある。ただなんとなく、億劫なのだ。こうした言い訳は、仕事でも趣味でも、きっと変わらない。などと考えながら、もう一度、毛布をくるみ、昼まで、眠りにつく。
朝6時に起きて、軽い運動をしたあとに朝食を摂り、午前中に執筆を済ます、という健全な、活力にあふれた小説家を知っているが、私にはそうした健全さはなく、私が文章を書くのは往々にして隣人が寝静まった夜中、もう眠らなくてはならないという情況に立ってようやくペンを握る。キーボードを叩く。
いずれにせよ、書き続けることの妙、モチベーションとは、やはり、明日につながるなにか、を準備することではないか。朝起きて、真新しいなにか、を始めようと試みる、これは希望に満ちているように見えるが、なかなかのタフさを求められる。一行で良い、次の日につながるアイデアをメモ帳に残しておこう。

さて、例年どおり、今年もまた、もっとも読まれたアイドル批評、とタイトルを打ち、記事を作ろうとしたが、いざ集計してみると、前年からまったく変わらない結果であることがわかった。考えてみればそれは当然で、1月17日に公開した乃木坂46の矢久保美緒の記事以降、アイドル個人の批評を一つも書いていないからだ。
そこで今年は視点を変えて、アイドル個々のページではなく、特集、とカテゴリー付けした記事のなかで、どの記事が多く読まれたのか、集計してみた。
また今回は、単にアクセス数順に並べるのではなく、ページ滞在時間も考慮した。アクセス数があっても、ページ滞在時間の平均が一定の水準に達していない記事(具体的には「5分」を下回る記事)は除外した。アクセス数が増えれば、当然、それに比例して平均滞在時間も少なくなるのだと想像するが、それでもアクセス数と滞在時間を両立する記事が幾つかあり、それを評価した。結果、右のようになった。


2022年もっとも読まれたアイドル批評

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以下、6位~10位

乃木坂46 理想の「選抜」を考える 31stシングル版 
鈴木絢音「センター」を検証する
北野日奈子はなぜ「選抜」に入らないのか
グループアイドルソング ランキング 2021 
アイドルの可能性を考える 第九回 乃木坂46・5期生 井上和から岡本姫奈まで語る 編

ちなみに、10位の記事は「座談会」とカテゴリー付けした記事の一つだが、この「座談会」が『アイドルの値打ち』のなかでもっとも平均滞在時間の優秀なカテゴリーとなっている。会話形式の記事、ということで、読みやすさがあるのだろうし、時事的な話題の取りやすさが数字に反映されているのだとおもう。今後もこのカテゴリーは大事にしていきたいと考えている。
また、7位の「鈴木絢音『センター』を検証する」を書いた動機の一つ、いや、動機の大部分が、読者から届いた声、であることは、ここで正直に告白しておこうと思う。読者の要望に従って記事を書くことは、避けるべきだろう。ただ、自分がやろうと考えていたことが、やろうとおもっていたけれどいつのまにか忘れてしまっていたものが、他者の働きかけによって目を覚ます、そんな場合は、素直に触発され、衝き動かされても良いのではないか、とおもう。センターを検証する、このカテゴリーもまた継続して書いていこうと考えている。

今後の予定

2022年も残りわずかだが、『アイドルの値打ち』に関して言えば、その残り時間は、乃木坂46のメンバー個々のページを読み返し、思うところがあれば、加筆・修正をする、といった時間に使おうと考えている。できれば今年中に、山下美月など、何名か、編集段階で挫折している記事も公開できるようにしたい。もちろん平行して、あたらしい批評を作る予定もある。例年どおり、アイドルソングランキング2022、これは作りたい(乃木坂とNGT48の新曲が年末に発売という事情に悩まされてはいるが……)。
日向坂46の新曲の批評もまだ手を付けていないし、4期生の特集記事も編みたい、と考えている。
来年は、AKB48のメンバー評を充実させたい。そのためにはまず、坂道シリーズ評を整理しておきたい、というのが、もっぱら現在の目標となっている。

2022/11/15  楠木かなえ