STU48 僕たちはシンドバッドだ 評価

STU48, 楽曲

 

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「伝説の宝島」

 

書き出しで、アイドルが現在の実力(人気)をどれだけ自己認識できているのか、唐突に問う。自分がどこに立っているのか、それを知らなければ、沖に出ることも太陽になることもできないからだろう。

未熟な人間である「僕」を描いているはずなのに、旅立とうと決心する「僕」は”それなりに”自立していて、世の中の可能性や不条理さを理解している。これから出遭うであろう苦難や奇跡の存在を自身の内に明確に描けている。これは倒錯と云える。しかし、「大人」や「父親」には作詞家だけではなく、ファンも含まれている事実に鑑みれば、常に「大人」に囲繞されているアイドルを(彼女たちの精神を)いつまでも子供扱いしてしまう大人たちの未熟さに対するメタファーとして、この倒錯が機能している点は、看過せずに評価すべきだろう。

シンドバッドという千夜一夜物語に内在しない物語、新時代人によって付け加えられた物語を「僕(アイドル)」にあてはめるのは、アイドルの虚構という観点でながめると、とてもおもしろい。

 

総合評価 61点

再聴に値する作品

(評価内訳)

楽曲 13点 歌詞 14点

ボーカル 11点 ライブ・映像 10点

情動感染 13点

 

引用:見出し STU48 僕たちはシンドバッドだ

歌唱メンバー:石田みなみ、門田桃奈、佐野遥田中皓子、土路生優里、福田朱里、藤原あずさ、森香穂、矢野帆夏

作詞:秋元康 作曲:吉田司、早川博隆  編曲:早川博隆

評価点数の見方