AKB48 マジすかFight 評価

AKB48, 楽曲

 

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アルデン アンデレス✪さん(@aks1112_idol)がシェアした投稿

「青空を拝ませてやる」


楽曲そのものが、『マジすか学園4』とリンクしており、英雄的な主人公の物語を描いている。主人公は登場した時点で完成されており、自己の枠組みから出ることは最後までない。自分よりも弱いものにはかならず勝利し、自分より強いものにはかならず敗北をする物語。観るものに不快感を与えない物語。小説の世界で分類をするならば、「ライトノベル」と云える。所謂、「転生」が現代日本人にウケる一番の理由は、読者の心に負担をかけずに、スリリングな感動を与えるからである。「転生」によって記憶が失われずに引き継がれる…、これは、現代日本人の精神がイノセントに収斂している証でもある。総じて、
エンターテインメントの範疇と云えるだろう。もし、記憶が引き継がれない「転生」を描くのならば、それは、文学になり得るかもしれない。もちろん、エンターテインメントであることが低い評価を招く原因ではない。動機の不在や自己超克の問題を乗りこえるのであれば、評価は一変するだろう。このマジすかFight=マジすか学園4も抱える問題(理屈)は同じである。歩んできた道を決して引き返すことはない主人公。彼女は勝てる相手には完勝し、強者の立場をとるが、絶対に勝てないと設定された敵は乗りこえることが不可能な「壁」と捉え、弱者の立場をとる。観者は彼女の勝利に酔い、敗北には唇を噛む。だが、彼女は我々の目の前に登場をしたそのときから、成長をしていないのである。

映像作品については、『マジすか学園4』のシーンを”そのまま”流用、継ぎ接ぎをしただけであり、「作品」として評価を受ける立場に到達していない。このような愚行は、乃木坂46の『いつかできるから今日できる』などをみても分かるとおり、シーンにとっての悪しき慣習になっている。

 

総合評価 32点

人に聴かせる水準に達していない作品

(評価内訳)

楽曲 10点 歌詞 3点

ボーカル 10点 ライブ・映像 1点

情動感染 8点

 

引用:見出し AKB48 マジすかFight

歌唱メンバー:入山杏奈、川栄李奈、木﨑ゆりあ、小嶋陽菜、指原莉乃島崎遥香、高橋みなみ、宮脇咲良、山本彩横山由依、渡辺美優紀

作詞 : 秋元 康 / 作曲 : 井上トモノリ / 編曲 : 久下真音

評価点数の見方