STU48 片想いの入り口 評価

STU48, 楽曲

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「デジャヴュみたいな桜の木」


最高到達点と云ってよいだろう。今後、この作品を超えられるのか、という命題がグループに重くのしかかるのではないか、とすら思う。アイドルの未成熟な不完全さをひとつの神秘として表現してしまった。過去でも、未来でもなく、アイドルの現在を鮮明にうつし出すことに成功している。

歌詞については、作詞家が真っ白な原稿用紙にペンをはしらす、その切っ先がどのような勢いをもっていたのか、想像させる。グラスに注いだウィスキーの存在も忘れてしまったような、ノスタルジックな情景に取り憑かれて書き上げたような、熱量を感じる。そういった時間の流れのなかで書かれた文章はほとんどの場合、夜が明けるとともに鮮度が失われてしまうのだが、この楽曲は保存状態が素晴らしい。「デジャヴュみたいな桜の木」これだけで文学として成立させてしまう手腕は、まさに称賛、驚嘆に値する。

 

総合評価 91点

アイドル史に銘記されるべき作品

(評価内訳)
楽曲 19点 歌詞 19点

ボーカル 19点 ライブ・映像 16点

情動感染 18点

 

歌唱メンバー
市岡愛弓岩田陽菜、新谷野々花、峯吉愛梨沙

作詞:秋元康  作曲:飯田清澄  編曲:飯田清澄

評価点数の見方