乃木坂46 夏のFree&Easy 評価

乃木坂46, 楽曲

(C) 夏のFree&Easy ジャケット写真

「夏のFree&Easy」

歌詞、楽曲、ミュージックビデオについて、

SKE48の松井玲奈が表題曲の歌唱メンバーの中に名を連ねる、再現性の低い、きわめて豪華な「選抜」を実現している。だが、楽曲そのもののクオリティは、詩情の上を歩くアイドルの笑顔がどこか散漫的で、焦点が定まらない。
「夏のFree&Easy」の”キズ”は、人生の岐路に立った人間の背中を後押しするような、「夏」という季語が示すとおり、「活力」が命題に置かれているのにもかかわらず、その命題に対する楽曲の失敗を前にしたファンが「落胆」を抱かない点である。雑踏からはじまるミュージックビデオのイントロダクションには夏の爽やかさのようなものをたしかに触るし、ジャケット写真の完成度も素晴らしく、”封を切る”まえの期待感は文句なしだ。通常であれば、身勝手に抱いた期待感が裏切られたとき、ファンは作り手に向けて批評性を帯びた言葉を投げつけるものだが、「夏のFree&Easy」ではそのような出来事は起きていない。緑色と青色の輝きが散乱する光景のなかで健気に踊るアイドル、その姿形がなんらかの思い出、つまり季節の記憶となる前に、忘れ去られ、消滅してしまっている。おそらく、これまでに発売された27枚のシングルのなかで、もっとも存在感の薄い表題曲が「夏のFree&Easy」になるだろうか。西野七瀬が単独で表題曲のセンターポジションに立った回数はわずか4回、そのうちの一曲がこのような無残な結果に終わっているのは、意外といえば意外。

 

総合評価 36点

人に聴かせる水準に達していない作品

(評価内訳)

楽曲 5点 歌詞 6点

ボーカル 10点 ライブ・映像 10点

情動感染 5点

歌唱メンバー:若月佑美、秋元真夏、桜井玲香、深川麻衣、生駒里奈、衛藤美彩、井上小百合、斉藤優里、星野みなみ、大和里菜、堀未央奈、高山一実、松井玲奈、白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未、松村沙友理

作詞:秋元康 作曲:井上トモノリ 編曲:橋本幸太

 

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