STU48 藤原あずさ 評価

藤原あずさ (C) STU48公式サイト

「割り当てられた役目」

藤原あずさはSTU48のオープニングメンバーである。若手だが立ち居振る舞いに貫禄があり歯切れも良い。仲間やファンが抱える悩みや不安を、豪快に笑い飛ばしたかと思えば、次の瞬間にはやさしく包み込んでしまうような、心地のよい存在感を放つ人物に映るのは、やはり彼女の風貌が作る印象の鮮明さによるのだろう。敢えて瑕疵を探るとすれば、自己意識、客観性の欠如だろうか。この傾向が強いアイドルは、他人の悩みを解決する姿勢作りには積極的だが、自身が抱える悩みや不安の解決には消極的であり、情動が激しく引き起こされ、冷静な判断が下せなくなることも多い。その過程を、心の闇をファンに投げ付け共有する心がけ、覚悟が持てれば、一つのブレイクスルーが訪れるはずだが、こういったタイプのアイドルが内面を吐露する場面は、ほとんど見られない。グループ内で求められる役割、立場への自覚が「逃れられない呪縛」として邪魔をするのだろうが、どこかの時点で、なにかをきっかけにして、その壁を一度か二度、強く叩くことができれば、豊穣な物語をファンに提供できるアイドルへと成長できるはずだ。

田中皓子とは、また違う役割ではあるが、ブレイクを狙うグループにとって、必要とされる存在になるだろう。

 

総合評価 53点

問題なくアイドルと呼べる人物

(評価内訳)

ビジュアル 9点 ライブ表現 12点

演劇表現 11点 バラエティ 13点

情動感染 8点

STU48 活動期間 2017年~

評価点数の見方