AKB48 大島優子 評価

AKB48

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「白鳥になりたいペンギン」

AKB48の第二期生であり、神7のメンバーである。
アイドルの存在理由はファンに活力を与えることである。この「活力の源」こそ、アイドル・大島優子のアイデンティティと云えるだろう。彼女の汲めども尽きることのない、ステージへの情熱と
エネルギッシュな立ち居振る舞いはファンに勇気と活力を与えつづけた。

大島優子の物語を批評する際に看過できない存在がある。それは前田敦子の存在だ。
アイドル史という長編小説の主人公に対するアンチ・テーゼという立場を余儀なくされた大島優子の憂鬱は、安易に推し量ることはできない。しかし、そもそも両者には大きな隔たりがあるのだ。前田敦子がユリウス・カエサルならば大島優子はポンペイウスだろう。前田敦子は純文学タイプのアイドルであり、大島優子はエンターテイメントタイプのアイドルなのである。

福田和也の言を借りるならば、大島優子はファンに「快適な刺激を与え」ファンを「気持ちよくさせ、スリルを与え、感動して涙を与える。」(*1)
純文学タイプである前田敦子は「本質的に不愉快なもの」であり、ファンを「いい気持ちにさせるのではなく。自己否定、自己超克をうながすような力をもっている」と言えるだろう。(*2)

要は、敷衍して論じるまでもなく、大島優子と前田敦子を比較し議論すること自体がイノセントな行為なのだ。
この純文学タイプとエンターテイメントタイプのカテゴリー分けは、後世のアイドルを批評するにあたり、重要なテーマとなる。

 

総合評価 82点
近代アイドル史に名を残す人物

(評価内訳)

ビジュアル 14点 ライブ表現 16点

演劇表現 17点 バラエティ 17点

情動感染 18点

 

・AKB48 活動期間2006年~2014年
引用:(*1)(*2)福田和也「作家の値打ち」

評価点数の見方