AKB48 坂田涼 評判記

AKB48

坂田涼(C)スクランブルエッグ

「ジュニアアイドル出身者」

坂田涼、平成2年生、AKB48の第三期生。
AKBに加入した当時、まだ16歳だったが、すでに芸歴を積んでいた。13歳の頃から、俗に言うジュニアアイドルとして芸能活動に取り組み、写真集の出版も経験している。黒髪のロングで、スラッとしたビジュアルの持ち主であり、アイドル卒業(辞退)後はその特性を活かすべく雑誌モデルに挑戦したり、東洋ショー劇場のステージに立ったりと、芸能の世界で精力的に働き、身をやつしている。
アイドルの魅力の内に「ジュニアアイドル」があるという意味では小野恵令奈に次ぐメンバーだと云えるかもしれない。小野はジュニアアイドル出身者ではないが、アイドルのレゾン・デートルが「ジュニアアイドル」に占められていたことは衆目の一致するところである。作り手は、ジュニアアイドルの肩書をもつ坂田を前にして、早くも人気者になりつつある小野を凌ぐ存在になるのではないかと、期待したのかもしれない。あるいは、その逆か。
いずれにせよ、結局、坂田はグループ加入後、一ヶ月足らずでアイドル活動の辞退を告げている。加入後に実施されたセレクション審査において、落第の印を押されてしまったようである。アイドルの”かなめ”、言わば花形でもある歌とダンスが決定的に不得手であったことが、活動の辞退を招いた原因であると、後に坂田自身がインタビューで語っている。インタビューなどを読むに、なかなか枯淡然とした人物に映る。

 

総合評価 37点

アイドルの水準に達していない人物

(評価内訳)

ビジュアル 12点 ライブ表現 6点

演劇表現 6点 バラエティ 6点

情動感染 7点

AKB48 活動期間 2006年~2006年