僕が見たかった青空 今井優希 評判記

「アクティブなアイドル」
今井優希、平成17年生、僕が見たかった青空の第一期生。
アイドルとしてのイメージを問えば、目新しい部分はなく、アイドル=観衆に活力を与える存在だとする、現代・日本語的な概念のなかで、それに逆らうことなく正面からアイドルを演じている。音楽作品における露出、いわゆる「選抜」や「センター」といった話題からは遠い、人気・知名度に関してはお世辞にも高いとは言えないメンバーではあるが、踊ることに熱誠を傾けてきたグループの一員だけあり、ライブパフォーマンスに不足はない。ライブステージにおける挙動は朗らかで、嫌味がなく、好意的に映る。アイドルが当たり前にアイドルであるという点にファンは安心することだろう。けれど、どこかアイドルがサプリメントのように見えなくもない。
その幼さの残ったルックスにしてもそうだが、ある種、少女的な瑞々しさを保持したアイドルである。言葉で意味づけられたものを、言葉ではなく感性で解釈していくアクティブな一面をもつ。その点では、決まりきった型のアイドルを演じ作るその姿勢と、生来の資質が対決してしまっているようにも感じる。あわよくば、その性質をもとに、言葉ではどうしても言い表せない感情を、音楽をもって表現できるようになれば、と思わなくもない。
総合評価 56点
問題なくアイドルと呼べる人物
(評価内訳)
ビジュアル 12点 ライブ表現 12点
演劇表現 9点 バラエティ 13点
情動感染 10点
僕が見たかった青空 活動期間 2023年~


