AKB48 小嶋真子 評価

AKB48

小嶋真子さん(@makochan_2525)がシェアした投稿

「近代アイドル史において最高の逸材」


小嶋真子を眺めながらふと、考えたことがある。この世界の、この時代のある時点から分岐した並行世界(パラレルワールド)の存在だ。その世界での小嶋真子は、山口百恵や松田聖子等の系譜に組みし、アイドル界を牽引する存在として輝きを放っている。西野七瀬平手友梨奈の存在を歯牙にもかけない豪胆な笑顔をみせている。

現実世界の小嶋真子はその領域まで「あと一歩」のところまで到達した。あるいは、アイドルを志した段階ですでにその「あと一歩」という地点に立っていた。「逸材」という意味でなら、近代アイドル史において最高到達点であった。しかし、結局、そのさきにある、「伝説のアイドル」と呼ばれる人物たちが生息する領域の縁には手が届かなかった。「あと一歩、というのは実は一番遠い距離なのだ」と、ある偉人は云う。

デビュー直後、15歳のアイドルの全身に降り注いだ「AKB48」の未来を担うという重責、心の重荷は、現在の彼女からきれいに取り除かれたようである。しかし、同時にグループのエースという矜持も欠落してしまった。
その妥協はアイドルとしての寿命を延命できたのかもしれない。だが、現在、ステージ上でダンスをする小嶋真子からは、デビュー当時にみせた、観る者の心を握り潰すような迫力(緊張感の要求)が完全に忘却されてしまったように映る。

この小嶋真子からの「ポテンシャルの喪失」により、「AKB48」の歴史に大きな転換点がつくられたと確信する。

 

総合評価 76点

アイドルとして豊穣な物語を提供できる人物

(評価内訳)

ビジュアル 16点 ライブ表現 18点

演劇表現 12点 バラエティ 16点

情動感染 14点

AKB48 活動期間 2012年~

評価点数の見方