坂道研修生 アイドルガイド

アイドルガイド, 特集

坂道研修生の15人(C)日刊スポーツ

「坂道研修生の誕生とその後」

アイドルの物語を読み、批評を試みるとき、どうしても感傷的になってしまう瞬間がある。グループの黎明期にしろ、黄金期にしろ、拍手喝采を浴び、まぶしいスポットライトの下で笑顔をふり撒きながら踊るアイドルを舞台袖から眺める、夢破れ、幻想の世界から旅立っていく少女たちの横顔、その輪郭をなぞるときだ。とくに、研究生の立場のまま正規メンバーへと昇格することなくステージを降りた少女たちの「泡沫」には心が揺さぶられる。たとえば、SKE48の尾関きはる、柴木愛子、前川愛佳、稲垣ほなみ。研究生のままグループから去ることになった彼女たちの後姿は、ブレイクを確信しつつあったAKB48の光り、そこに差す影の部分に自分たちが応援する「SKE48」が在る、と認識せざるを得ない心理状態へと、ファンを追い込んだ。自分の応援するアイドルが、「会える」ことがあたりまえのアイドルが、何時、グループから卒業してもおかしくない、という情況に、青春の犠牲を実らせずに倒れてしまうアイドルの物語の上、つまり夢の残骸の上にこそアイドルの儚さが立ち現れるのか、という自問自答にファンは直面した。
なぜ、”彼女”がアイドルの世界からはじき出されなければならないのか?AKB48ならば、佐野友里子の「泡沫」も忘れられないし、それこそ今をかがやく乃木坂46にだって研究生の立場のままグループを去った少女たちの「泡沫」(西川七海、矢田里沙子、米徳京花の横顔)は存在する。「卒業」ではなく「辞退」と表現されてしまうアイドルの物語がグループの歴史のなかに記されていることはけして忘れてはならない。
(「研究生」と「研修生」では言葉の解釈をまえに強く踏み込めない場合もあるだろうが、ここでは同一の存在と扱う)要は、研究生(研修生)システム、これはファンからすれば、無いに越したことはない、と云えるのかもしれない。あるいは、そのようなハードルが用意されてしかるべき時代はたしかにあったけれど、令和が始まった現在のアイドルシーンにおいては、それをファンの眼前に置く行為、作り手の矜持をみたす行為、これはあまりにも前時代的にすぎるのかもしれない。

『坂道合同新メンバー募集オーディション』の最終審査を通過するも、喜びもつかの間、直後に実施されたセレクション審査に落第し、ややあって『坂道研修生』と名付けられた筐体に放り込まれる、しかし幸運にも、アイドルの世界からはじき出されずに夢を追いかける日々の延伸を可能にした少女たちがここにいる。『坂道グループ合同研修生ツアー』でのライブを終え、坂道シリーズに名を連ねるアイドルグループへとそれぞれ配属された少女たち。おそらく、彼女たちにとって、自身の演じるアイドルの家郷とは、屈託を抱きしめる日々の宿舎となった『坂道研修生』になるのではないか。女神の前髪を掴み損ねた、という状況に追い込まれた少女たちにとって、その宿舎で過ごす日々は、前にも後ろにも道がない、逼迫した生活であったはずだから。また、錯綜する情報を整理するためにも(煩雑を極める情報はファンのアイドルに対する興味そのものを殺いでしまうものだ)、あらためて少女たちの「スタート」を記しておく必要がある、と考えた。この『坂道研修生』が坂道シリーズの物語の中で再利用される日がくるのか、今後どうなるのかは、おそらく誰にもはわからない。しかしひとつのコンテンツとして記録しておくことは有意義におもう。仮に、もし、今後『坂道研修生』が再利用されることがあれば、その少女たちの書き出しの一行もこのページに追記していくことにする。矢継ぎ早に「卒業」が発表されるシーンにあって、それでもあたらしいアイドルを探し求めるファンにガイドブックとして役立ててもらえたら、幸いである。

list.
坂道研修生(2018~2020) / 15名
乃木坂46 / 5名配属(第四期生)
黒見明香佐藤璃果林瑠奈松尾美佑弓木奈於
欅坂46(櫻坂46) / 6名配属(第二期生)
遠藤光莉大園玲大沼晶保幸阪茉里乃増本綺良守屋麗奈
日向坂46 / 3名配属(第三期生)
髙橋未来虹森本茉莉山口陽世
辞退 / 1名
松岡愛美


黒見明香(C)坂道研修生公式サイト

黒見明香、平成16年生、乃木坂46へ配属。
ファンの前で自分を物語ることにまだまだ緊張がある。笑顔が、かたくぴんと張っている。裏を返せば、彼女は今まさに、初心に帰る、の”初心”の真っ只なかに立っている、ということなのだろう。ひとつの事柄だけに集中して目標に向かっている、ということなのだろう。そのような意味では、なるほど、「一途」を体現している、と云えるかもしれない。どのようなアイドルに成長し、どのような夢を叶えるのか、遠景が描きやすい少女、と。なによりも、彼女の硬直が桜井玲香と響きあっていることに興味を惹かれる。『46時間TV』のゲームコーナーで見せた健気な立ち居振る舞いも印象的。


佐藤璃果(C)坂道研修生公式サイト

佐藤璃果、平成13年生、乃木坂46へ配属。
「希」望の破断を経験するも、しかし夢に対する蓋然には一切傷が付いていない。日常で見せる落ち着き払った物腰は自信の表れなのだろう。曲がらない何物かの所持を、ファンに、あるいは作り手にしっかりと教えている。むしろ姿形ではなく、アイドルの仕草から柿崎芽実をつよく想起させる。また、久保史緒里との邂逅や掛橋沙耶香との再会など、現在のアイドルシーンに没入するファンの心を鷲掴みにするエピソードにも事欠かない。イクリプス(プラグイン)にたとえられたのも肯ける、『坂道研修生』のなかでも際立って推奨にあずかりやすい人物に映る。


林瑠奈(C)坂道研修生公式サイト

林瑠奈、平成15年生、乃木坂46へ配属。
すでに、ファンにある種の妄執を作らせることに成功している。他者から精神的な分析を試みられてしまう傾向のつよい人物で、このアイドルは”これこれこういう人物だ”、と林瑠奈を眺める多くのアイドルファンが、それぞれ、意識的にしろ、無意識にしろ、彼女に批評の矢を放っている。彼女のことを自ら語りたがるファンは多い。ファンの空想のなかですでに右へ左へと動き回っている、ということなのだろう。つまり、この少女は現実から遠く離れた、フィクションなるものを構築できているのだ。ファンに批評を作らせる、批評を経験させる、という意味では、やはりどうしてもそこに平手友梨奈の面影をみてしまう。その動機に少女特有の思い入れ、やがて枯れる深刻さがあるのは間違いない。
「命懸ける」、と彼女が表明したのも、避けられない、意味のある偶然の一致にみえる。


松尾美佑(C)坂道研修生公式サイト

松尾美佑、平成16年生、乃木坂46へ配属。
清らかで飾りけがない。乃木坂46の通史にきわめて厳格で常に本物を求めるコアなファンの要求に応えきる、古典的で透明感あふれるアイドル。彼女のことを発見したファンは、すでにその透徹したビジュアルから描き出される豊穣さを味わい尽くしている。久保史緒里のルーツの発見、というよりも、むしろ松尾美佑自身の横顔が乃木坂46に今後誕生するであろう未来の少女の物語を包括してしまうのではないか、と末恐ろしいアイドルに映る。”乃木坂らしさ”というアイデンティティの追求と追究に明け暮れるアイドルたちのなかにあって、彼女は、アイドルとして画面に映し出された瞬間にそれを獲得していた。
自己の「可能性を信じる」、可能性を探る、これがアイドルの存在理由でありアイデンティティであるとするのならば、すでに彼女から”乃木坂らしさ”なるものが描出されるのは当然の帰結と云えるわけだ。


弓木奈於(C)坂道研修生公式サイト

弓木奈於、平成11年生、乃木坂46へ配属。
感情量の多いアイドル。向上心の有無とはべつに、シーンにおける順位闘争や名声にとらわれず、あっさりしているようにみえる。枯淡と形容するのが妥当だろうか。人気ラジオ番組へのレギュラー出演も決まり、はやくも飛翔を描いている。感情がさまざまに入り乱れた際にこぼれ落ちる”身近さ”には独特な希求力があり、どのような振る舞いをとられても家族に対するのとおなじように寛容を作らざるを得ない、そんな素顔をファンに提出しつつあるようだ。”大家族”をグループアイドルの”連綿”のメタファとして扱うのならば、彼女にとっての乃木坂46とは、やはり
「人生」そのものなのかもしれない。


遠藤光莉(C)坂道研修生公式サイト

遠藤光莉、平成11年生、欅坂46(櫻坂46)へ配属。
アイドルの初登場シーンとは面白いもので、かならず、緊張に押しつぶされ涙をこぼす者がいる。遠藤光莉もその一人。なぜ彼女はあの場面で泣いてしまったのか、ファンは、はやくも想像力を試される。おそらく、日替わりで異なる解釈を求められるような瑞々しい前日譚があるはずだ、と。
意志の固そうな切れ長の目を持ったアイドルで、
静かな日々の繰り返しのなかで不意に発見する昨日とは違う自分、それを拾い上げたときの歓喜には、たしかに、「燃」えたぎる熱意、過剰さのようなものをみる。夢や希望を言葉にし周囲に伝える、すると世界がそれに呼応するようにぐるぐるとめまぐるしく動き出す、といった経験にアイドルの日常を通して遭遇できたようで、成長共有への頼もしさがあり、今後の展開に期待できる。


大園玲(C)坂道研修生公式サイト

大園玲、平成12年生、欅坂46(櫻坂46)へ配属。
鹿児島県出身で姓は大園、これだけでなにやら並みなみならぬ個性=想像力の外側で旋回し疾走する「発光」体の出現を予感し、無条件で期待してしまうが、それはあまりにも身勝手というものだろう。彼女だけに焦点を絞るなら、大園玲は、等身大で気負いがなく、心地の良い空気感を持ったアイドルだ。とくに、彼女のはにかむ仕草からは、少女の現実のディテールを覗くことができる。また、彼女は好奇心旺盛な人間特有の衝動性を持っているようで、それが自分自身ではなく仲間のアイドルに向けられた際の情動には目を見張るものがある。ストーリーを作る、ということにも意識的。注目のアイドル。


大沼晶保(C)坂道研修生公式サイト

大沼晶保、平成11年生、欅坂46(櫻坂46)へ配属。
自分らしく生きる、と同時に、欅坂46らしくありたい、ということに全力で、とにかく存在理由を証したいと渇望する新米アイドル固有の直向きさがある。デビュー当時の守屋茜にかさなる場面が多い。ファンの心の内へ内へと突き進んで行くような疾走感がある。もちろん、彼女からすれば、ファンがわたしの心の内へと沈み込んでいるのだ、わたしの”イロ”に「染」まり深入りすることになるのだ、ということなのだろうけど。このファンとの間合いがこれからどのような果実を実らせるのか、刺激に充ちたアイドル。


幸阪茉里乃(C)坂道研修生公式サイト

幸阪茉里乃、平成14年生、欅坂46(櫻坂46)へ配属。
『坂道研修生』のフラグシップ。ひと目見て逸材だと確信する。するが、それは少女から放たれる万能感による働きかけではなく、少女への投影によって自己の内に発生する万能感への錯覚に根ざす憧憬なのだろう。
系譜図を作る、これ以上に魅力的な仕事はほかにはあるまい。少女の血が受け継がれ、宿屋めぐりを繰り返すのならば、それは、イコール、作り手自身の生きた証になるのだから。グループアイドルの作り手とはそのような願望を叶えられる境遇に置かれている。幸阪茉里乃を眺めると、生田絵梨花、平手友梨奈といったトップアイドルの面影に触るし、さらに云えば、同期にあたる林瑠奈、森田ひかるともよく似ている。どの時代でも、名を馳せるアイドルとは、どこか互いに遠く響きあっているもので、おそらく、幸阪茉里乃は、”売れる”アイドルと通底してしまう資質の持ち主なのだろう。しかし実像を眺めると先人(あるいは後人)とは決定的に乖離しているように感じる。つまり、どう扱うべきか、逡巡するアイドルなのだ。換言すれば、作り手の資質がもっとも試されるアイドル、と呼べるはずだ。
少女が独特な逸材感を投げつけたばかりに、作り手が身勝手に万能感をたぐり寄せ、正しい判断を下せなかった、結果、少女が暗いトンネルの入り口に立たされてしまった、これはなんとも皮肉的で悲劇的な展開であり、ともすれば『坂道研修生』を象徴する出来事と云える。もちろん、大人を情動で揺さぶる、これはアイドルを演じる少女が桁違いの可能性を秘めていることの”しるし”なのだけれど。本来なら、物語の書き出しの一行目から主人公と描写され、あらゆる称賛を抱きしめるはずだった少女…、彼女がアイドルの本格的なスタートを切った際に「学ぶ」と表明したのは、大人に対する反動、あてこすりに映り、なかなか愉快。


増本綺良(C)坂道研修生公式サイト

増本綺良、平成14年生、欅坂46(櫻坂46)へ配属。
舞台の取材終わりに稽古場近くの居酒屋で舞台役者たちと『欅って、書けない?』を観賞する、なんて場面があった。その日は新2期生が初登場した放送回で、緊張の中、それぞれの少女が、それぞれの決意を胸に自己紹介を始めた。増本綺良がカメラの前に姿を現し、自己紹介を始め、番組のMCからの質問に対し素頓狂な振る舞いをみせると、それを観ていた役者連中がどっと笑った。普段あまり笑わない役者もニヤリとしているのを私は目ざとく見つけた。文字通り、観者を笑顔にするアイドルなのだろう。
増本綺良は、言語をイメージ化して伝えるのではなくてイメージを言語化して「伝達」する、ケレン味がつよいのに自分をさらけだしている、ちょっとだけ変わって見えるアイドルだ。文章を書かず、空想を描写し続けることで多くのファンを魅了した人物に齋藤飛鳥の名が挙げられるが、増本綺良の立ち居振る舞いも齋藤飛鳥のそれとよく似ているようにおもう。中毒性があり、彼女に発言が求められたとき、なにか想像を裏切る光景を思わず期待してしまうのだから、並ではないのだろう。


守屋麗奈(C)坂道研修生公式サイト

守屋麗奈、平成12年生、欅坂46(櫻坂46)へ配属。
晴れていて、高貴。群を抜くビジュアルを持つ。しかし、それを頼りにシーンを突き抜けるのではなく、どうやら、今は地盤を固める時期だ、とでも云うように、部屋の天井を何時間も見つめるように、胎動の状態にとどまっている。たしかに、ファンの妄執になりきる姿勢を
意識的に作る彼女からは、アイドルの内になにか途轍もないものが準備されている印象を受ける。いずれにせよ、彼女が今いる場所から一歩前に踏み出したら、櫻坂46の未来を照らす「存在」になるのは間違いないだろう。もちろん、その一歩がいちばんむずかしいのだけれど。


髙橋未来虹(C)坂道研修生公式サイト

髙橋未来虹、平成15年生、日向坂46へ配属。
笑顔で物語を作れる、日常感あるアイドル。日向坂46を鏡に映したような少女で、彼女が豪快に笑うと、それを眺める共演者やファンもおなじように笑顔になれる。少女にとって、日向坂46というアイドルグループが、アイドルの順位闘争を忘れさせてしまうほどに居心地の良い、あたたかい居場所になっている、ということなのだろうか。グループのひとつの境地を表したアイドル、と呼べるかもしれない。『坂道研修生』がすでに過去の物語になっており、「新」しい場所で、次の物語を描くのに一生懸命。活力のあるアイドル。


森本茉莉(C)坂道研修生公式サイト

森本茉莉、平成16年生、日向坂46へ配属。
なんでもできるようで、なにもできない、というのがグループアイドルの魅力だと妄信してきたが、彼女を眺めていると、それが久しく揺さぶられる。乃木坂46的な清楚さ、欅坂46的なカッコ良さをそなえていて、なおかつ、それを日向坂46という土台の上で止揚させ、日向坂46的な笑顔が描き出されるのだから、非の打ち所が無い。顔が赤くなるのだって、格別な勇敢さをもつことの裏返しなのだ。”ファンに
「幸」せを「配」るアイドルになりたい”。なるほど、この大仰な夢も彼女の口から発せられると現実味を帯びてくる。


山口陽世(C)坂道研修生公式サイト

山口陽世、平成16年生、日向坂46へ配属。
佇まいの澄んだアイドルで、怜悧な一面もみせる。つまりセンスがある。作家を志す若者や新米の舞台役者と出会い、あなたにはセンスがあるね、と告げるは簡単だ。だがそれを言葉に表し説明するのはむずかしい。でもそう感じるのだから仕方ない。伊藤万理華や渡辺みり愛をはじめて見たときに、やはり、このアイドルにはセンスがある、とおもったものだが、山口陽世を見たときも、センスがあるな、とおもった。そう感じたのだから仕方ない。しかしまた、この言葉では容易に説明できない、誰も教えてくれないものの存在の所為で、日向坂46の作る人間喜劇から逸れてしまうのではないか、と少女は悩むのかもしれない。でも、よく晴れた日に青空を見上げるのとおなじくらい、雨空を見上げる行為にも澄みきった感興があるはずだ。まあそれでも、晴れた日の公園でこんな子とキャッチボールできたら、それよりも幸福で「笑顔」になれる時間なんてほかにないのだけれど。


あとがき、
アイドルファンにとって、アイドルのとびらを開いたばかりの少女とは、夢を追いかける自己の屈託をもっとも投影しやすい存在と呼べるのではないだろうか。さいごに、私がまだ物書きとして駆け出しの頃、自分がこの先どうなのるのか、前にも後ろにもまったく道が見えなかった頃、夢に対する活力をあたえてくれた先人の科白を置いておく。

意義のある人生を送るためには、三つのことを串刺しにしなければならない。
まず、君のやりたいこと。それが第一。
次に君のできること。それが第二。
そして、世間が求めること。それが第三。
この三つを貫く立場をもてれば、君は自分のやりたいことを、存分にやりながら、なおかつ世間から存在をゆるされて、そのできる、やりたいことで生活していくことができる。

福田和也 / 価値ある人生のために

2020/11/02 楠木

 

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