SKE48 柴木愛子 評価

SKE48

柴木愛子 (C) SKE48

「卒業のお知らせ」

柴木愛子、平成2年生、SKE48の第一期生。
アイドルの世界に踏み込んでから、ちょうど一年でグループを卒業する。一年という歳月はアイドルの物語としては短い、短いが、グループのオープニングメンバーの一人として、アイドルの輪郭をファンになぞらせるのには充分な時間とも云える。しかし柴木愛子の場合、今日、たしかに、AKB48から連なるグループアイドル史の上に記録され、存在した事実をみとめられるアイドルであるものの、その輪郭を描くのはきわめて困難である。たとえば、同期の高井つき奈もおなじ2009年に卒業しているが、彼女が残したアイドルには鮮明な輪郭がある。つまり、そこに生じる距離の差からアイドルの資質をうかがうほかない。
「AKB48 13thシングル 選抜総選挙」に参加し、「圏外」で終わる。なおかつ、選挙イベントが開催された2009年7月に卒業していることから、卒業の決断には、選挙イベントのふるわない結果が強く影響しているのではないか、と想像できるが、少ない劇場出演ながらも、前回立った舞台からの成長をファンに届ける物語は描けていたようで、すくなくとも彼女の卒業に対し、すべてのファンが無関心をつらぬく、といった事態は起きていない。

柴木愛子というアイドルの物語のなかで特別なエピソードを探るとすれば、記録された卒業の手順に違和感を残している、という点になるだろうか。彼女がアイドルを卒業するまでの流れとは、卒業を発表し、ファンに別れを告げる、ではなく、ファンに別れを告げる前にグループを卒業し、その後に卒業している事実を、架空の世界から脱却し本来の日常生活者へと帰還した事実を、突然ファンに報告するといった風変わりな結末を書いており、ともすれば、ファンの信頼を裏切るような物語を、反動を描いている。ただし、そのような出来事すらもまったく記憶にのこっていないのだから、アイドルを演じる少女の内に、ファンを魅了するなにがしかのかがやきがひとつも宿っていなかった、と判断するしかない。

 

総合評価 33点

アイドルの水準に達していない人物

(評価内訳)

ビジュアル 6点 ライブ表現 7点

演劇表現 6点 バラエティ 6点

情動感染 8点

SKE48 活動期間 2008年~2009年

 

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