AKB48 畑山亜梨紗 評判記
「フリージアの花言葉」
畑山亜梨紗、平成3年生、AKB48の第五期生。
16歳でアイドルの扉をひらき、18歳を目前にして活動を辞退。辞退と言っても、セレクション審査=内部オーディション落第による「辞退」ということになる。畑山が通過できなかったセレクション審査を通ったメンバーに石田晴香、内田眞由美、大家志津香がいるから、5期においては岐路の審査になったと云えるだろうか。ここを通りさえしていれば、その後、アイドルとしてそれなりのキャリアを築いていたかもしれない。まるで子供の「お受験」の合格発表に固唾を呑む母親のような心境をファンに抱かせるのが、セレクション審査なのだ。
夢に向かってもがく姿を美しいものだとする、当時のAKB48のコンセプトにたいして斜に構える少女で、かといってアイドルを幻想的に見せるよう務めるわけでもなく、物事にそれほど執着しない、諦めの良い人だったらしい。「研究生公演」を先駆けたメンバーの一人にしては、意外と云えば意外である。
卒業後、グラビアアイドルを経て、俳優業にチャレンジする。
総合評価 44点
辛うじてアイドルになっている人物
(評価内訳)
ビジュアル 12点 ライブ表現 7点
演劇表現 9点 バラエティ 8点
情動感染 8点
AKB48 活動期間 2007年~2009年