STU48 曽川咲葵 評判記
「格調高く、チャーミングな笑顔」
曽川咲葵、平成17年生、STU48の第三期生であり、4代目センター。
STU48の次代を担うメンバーとして、――特に作り手から、大きな期待をかけられている。たしかに、佇まい、言葉の端々に高い万能感を宿している点、たとえば、なぜ自分がセンターに選ばれたのか、とか、自分の魅力がわからない、だとか、そういった内向をすでに克服している点、立場に思いなずむことのない姿勢の提示は、なかなかに頼もしい、伸びゆく力を見せつけている。とりわけ、格調高い、古色蒼然とした眼差し、笑顔をもって音楽をチャーミングなものへと変える点が、個性的であり、好感を誘うものであるように思う。。
『息をする心』と『ここにはないもの』、『地平線を見ているか?(幽体離脱と金縛り)』と『逃げ水』といった関係性にあきらかなように、乃木坂の型に嵌りつづけるSTUにあって、それをひと連なりの物語として映す好適なメンバーであるという意味でも個性的であり、STU48の面影を強く残している。
総合評価 64点
アイドルとして活力を与える人物
(評価内訳)
ビジュアル 14点 ライブ表現 13点
演劇表現 13点 バラエティ 12点
情動感染 12点
STU48 活動期間 2023年~