乃木坂46 米徳京花 評判記

乃木坂46

米徳京花(C)音楽ナタリー

「エースの最有力候補として期待された」

米徳京花、平成11年生、乃木坂46の第二期生。
水泳のジュニア​オリンピック出場選手という肩書から連想されるバイタリティの強さ、フィジカルの破格さをキュートなルックスに閉じ込めたその佇まいから、エースの最有力候補として、期待された。彼女こそ生田絵梨花の後継者だと憧憬を語るファンも、一部ではあるが、存在した。アイドル活動中にそうした熱狂的なファンの視線が叶えられることはなかったが、卒業後に「ミス中央コンテスト準グランプリ」を受賞するなど、片鱗は示している。
少女ながら、決然とした、言葉のしっかりとしたアイドルであり、「卒業」を述べる際もなかなか感心する言葉を編んでいる。鈴木絢音、佐々木琴子の両名にとって欠かせない存在であったようで、彼女たちがアイドルとして発する「言葉」の端々に米徳京花の面影を感じ取ることが可能である。とりわけ、無意識か、意識されたものなのか、わからないが、佐々木は自身の卒業の際に米徳の思料を引用し「アイドル」に別れを告げている。

 

総合評価 48点

辛うじてアイドルになっている人物

(評価内訳)

ビジュアル 12点 ライブ表現 10点

演劇表現 8点 バラエティ 8点

情動感染 10点

乃木坂46 活動期間 2013年~2014年