AKB48 瓜屋茜 評判記

AKB48

瓜屋茜(C)AKS

「ホクロがトレードマーク」

瓜屋茜、平成4年生、AKB48の第四期生。
SEED=種子と名付けられ、グループの次世代を担うべく集められた少女の一人。14歳でデビューし、16歳で活動を辞退。アイドルとして約2年、活動したが、正規メンバーへの昇格は叶えていない。
活動歴の割には、メディアにおける情報、ファンの記憶にきわめて乏しい。飯沼友里奈、金子智美、小塚里菜、吉岡沙葵、渡辺茉莉絵など、早期離脱者とほとんど変わらない語り口の少なさである。
左眼の縁にあるホクロがトレードマークだと語る、エロチシズムに漲ったアイドルで、劇場での存在感は先ず先ず。どのチームに昇格するのか、ファンに今後の展開を予想させるところまで物語を進展させている。反面、肉体的な印象しかなく、精神的な部分で印象を残せなかった点が、敗因になるだろうか。研究生の立場でありながら、卒業発表に際し、ドキュメンタリーを上映、秋元才加の呼号により『会いたかった』を披露しアイドルの物語に幕を閉じるという待遇の破格さ、アイドルとして、AKB48の一員として幸福な最後の一日を過ごせるよう、便宜された点は、瓜屋に寄せられていた期待感がどれだけのものであったのかを、端的に語っている。
卒業(活動自体)の理由として、夢が大きくなったから、違う可能性を信じたい、と語っている。

 

総合評価 44点

辛うじてアイドルになっている人物

(評価内訳)

ビジュアル 10点 ライブ表現 8点

演劇表現 8点 バラエティ 8点

情動感染 10点

AKB48 活動期間 2007年~2009年