AKB48 大塚亜季 評判記

AKB48

大塚亜季(C)スクランブルエッグ

「語りの継穂をもたない」

大塚亜季、平成1年生、AKB48の第三期生。
デビュー直後に行われた内部オーディション=セレクション審査において落第し、わずか「16日」でアイドル活動の辞退を告げている。神奈川県出身の17歳の少女、というプロフィールと、お披露目の際にメディアを前に語った軽い挨拶文しか、情報は残っていない。大塚と同様にセレクション審査に負け、同日付でアイドル活動を終えた3期メンバーに磯怜奈、坂田涼、藤島マリアチカ、堀江聖夏がいるが、坂田涼、藤島マリアチカ、堀江聖夏の3名については辞退後の芸能活動を追うことである程度、アイドルとしての輪郭を描き出すことを可能とする一方で、大塚と磯怜奈に関しては、後日談に遠く、写真を眺め想像するしか手は残されていない。
自身の笑顔に特別な価値があると自負しているかのように笑いかける磯怜奈に比べれば、正直、大塚の笑顔は風采が上がらない。情報の乏しさもさることながら、そのビジュアルにおいて、語りの継穂をもたない。3期以降、AKBでは、いや、アイドルシーン全体で、この種のメンバーが数多く輩出されることになる。

 

総合評価 30点

アイドルの水準に達していない人物

(評価内訳)

ビジュアル 6点 ライブ表現 6点

演劇表現 6点 バラエティ 6点

情動感染 6点

AKB48 活動期間 2006年~2006年