僕が見たかった青空 岩本理瑚 評判記

「運動神経ナンバーワンアイドルへ」
岩本理瑚、平成19年生、僕が見たかった青空の第一期生。
アクロバティックなアイドルとして、ファンの関心を高めている。『SASUKE』への出演・挑戦を機にファン層の拡大に貢献したことで、作り手から、わらにもすがる思いで「運動神経ナンバーワンアイドル」への道を託された。
ジャンルを問わず、一点の長所を突き詰める姿勢にアイドルとしての突破口を見出すそのヴィジョンのありかたは、きわめてAKB的に感じる一方で、アイドルの本分から外れた端役であるという印象を免れない。運動神経の高さは、確かに踊りの躍動感に活かされているし、身振り手振りを込めて訴えかけるように歌う岩本のその情熱した表情もまた運動神経に結ばれたものなのだろう。『SASUKE』のトレーニングに打ち込み、満身創痍にライブステージに立つその横顔は非常に青春的であるが、本末転倒に見えなくもない。そもそも、これを言ってしまったら元も子もないのだが、ステージの上でアイドルがバク転・バク宙をする意味が窺われない。
むしろ岩本はバラエティに抜き出たアイドルではなく、ビジュアル、ライブ表現、演劇表現を高い水準で保った、バランスに優れた人物に見えるが、乃木坂のライバルとして思うように成果をあげられないグループにとっては、一芸に秀でたメンバーであることが求められているということなのだろうか。
総合評価 65点
アイドルとして活力を与える人物
(評価内訳)
ビジュアル 13点 ライブ表現 13点
演劇表現 13点 バラエティ 13点
情動感染 13点
僕が見たかった青空 活動期間 2023年~


